フィール vs リアル(主観と客観)の使い方がわかり始めました!しかし、まだ正しく練習できているかどうか分かりません...

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スイングの各課題にどのくらい取り組むべきでしょうか?一度にいくつの課題に取り組むべきでしょうか?もっと上手に練習する方法はありますか?

こうした疑問がある場合は、以下を参考にしてください。

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私は練習ガイドが必要です!

有名シェフのレシピを使い、有名店の人気料理を作ろうとする場合を想像してみてください。誰もがプロのシェフと同じレベルの料理を作れるわけではありませんが、レシピに従って調理すればかなり美味しい料理を作ることができるでしょう。

しかし、レシピがなかったらどうでしょうか?どんな問題があるでしょう?まず、必要な材料がわからないので、どの調味料をどのくらい入れればいいのか分かりません。

つまり、あなたは今までの経験を基に推測しなければなりません。

私たちがあなたのレシピを作成します

これまでのブログで気付いているかもしれませんが、あなたが自分でゴルフスイングを変えることのできる「レシピ」を私たちは提供しようとしています。この時点で、成果を出すために必要なだいたいのアイデアがあるはずです。

しかしレシピで「調味料の分量」がわからなかったのと同様に、どのポジションをどのくらい練習するのか、一度に取り組むべき課題の量をわかっていないんです。

ではここで、「今の課題であるポジションをどのくらい練習するのか」について話し合いましょう。

テスト、テスト、テスト

驚くべきことに、多くのインストラクターは「できてる感覚に従って修正するべきだ」と言います。しかし生徒の中には、課題を十分に習得できているか判断する方法がわからない人も大勢います。

では、「明確に判断できる」基準が存在するのでしょうか?

答えはもちろん「はい」です。課題の学習が十分におこなわれているかどうかを判断する方法は、非常にシンプルです。

以下の手順を参考に試してみましょう。

ステップ1:
10球テストを行う必要があります。

ステップ2:
通常のスイング(コースでスイングするときのヘッドスピード)で10球ショットを打ち、その様子を録画します。動作やポジションについて考えず、コースのようにテンポやコンタクトなどに集中してください。

ステップ3:
10球ショットを打った後、個別に分析して、取り組んでいる課題が「OKな範囲の動き」をできているか確認します。

ステップ4:
10球で、「OKなゾーン」を通過できたショット数を合計します。8/10球以上のスコアが出せたなら、あなたの学習は十分に進んでいるため、新しい課題に取り組むことができると言えます。

なぜこれがうまくいくのでしょうか?

このテストのキーポイントは、課題にフォーカスせずにスイングをすることです。つまり、あなたの無意識なスイングで課題をクリアできることを目指しています。論理的に考えると、80%以上実行できれば課題を無意識に行うことができると言えるということです。

これは課題動作の「自動化段階」に入ったことを意味します。体を意識的に操作しなくても課題の動作ができるまで学習が進んでいるため、次のステップに進むことができます。

一度にいくつの課題に取り組むべきでしょうか?

前回の質問と同様に「個人差がある」と言えます。まずは自分自身について考えてみましょう。

「私はマルチタスクに優れているか?多くのことを同時に管理できるタイプか?それとも、一つの仕事に集中し、それを完璧に仕上げることに優れているのか?」

正直に問いかけましょう。多くの生徒は自分のキャパシティー以上のことに取り組んでいます。

続いて…

日常生活で一度に数百ものタスクをこなせるからと言って、ゴルフでも同様とは限りません。人生と同じように、スイングに取り組む時間には限りがあり、基本的な「ルール」に従う必要があります。

一般的に、週1回、1時間しか練習しない人は、1つの課題に取り組むことがベストです。取り組む課題には効率を考えた優先順位があります。課題を無理に増やすと、最優先の課題に取り組む十分な時間がないため、結局、課題の習得までトータルでかかる時間は長くなります。

例えば、課題習熟度を測るテストに合格するには通常500~1,000球を費やす必要があるなら、2つの課題に取り組んだときは1,000~2,000球費やす必要があります。

簡単な例を見てみましょう。

週の練習回数 = 1回

1回の球数 = 75

1週間の打球数 = 75

1か月あたりの球数 = 300

1つの動作やポジションを完了するまでの月数 = 1.7~3.3

2つの動作やポジションを完了するまでの月数 = 3.33~6.7

課題を1つ追加するだけで、必要時間が2倍になります。
上の例だと、2~3か月の遅れとも言えます。
(これは正しく練習している場合の話ですよ)

もっと練習するならどうでしょう?

上の例よりも練習頻度が高いなら、課題動作の習得にかかる時間は大幅に短縮できます。もし、あなたが気を散らさず、複数のことに取り組むことができるタイプなら、同時に2つやるほうが良いかもしれません。

ほとんどの生徒に当てはまる「おおよその基準」として、1度に2つの課題に取り組むことは問題ありません。しかし、自分の強みを洗い出す際には自分に正直である必要がありますよ!

練習ガイドのウェビナーを視聴しませんか?

今日は、キウイコーチによるステップバイステップの「構造化された練習ガイド」に関するウェビナー動画をご紹介します。

これは今まで見た中で最も包括的な練習ガイドで、練習の指標を設けるためのいい情報になると思います。動画を見て、学んだことを早速実践してみましょう。

まとめ

みなさんの練習に関する疑問を解消できる内容をお届けできたのなら嬉しいです。今回のテーマは「セクシー」な情報ではありませんでしたが、レシピで言う材料の分量にあたる、最も実用的な情報だと思っています。

料理において「正確な分量」が重要な要素であるように、ゴルフスイングの改善にも、練習の「正確な分量」が重要なのです!

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それでは、
またLife Time Golfでお会いしましょう!

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