読み込み中…

キウイゴルフ
10万円のゴルフスイング診断フロー、全部盗んでください

10万円のゴルフスイング診断フロー、全部盗んでください

一般的な診断は「何が変か」を教える。10万円の診断は「何を変える価値があるか」を決め、コーチがいなくても判定できるところまで設計する。フローは盗んでいい。難しいのは中に何を入れるか。

どうやら僕の「10万円のゴルフスイング診断システム」が盗まれたらしいです。

なので、せっかくなら無料で全部持っていってください。

僕の個人レッスンは90分10万円です。

そしてこれは、僕が実際にレッスンの中で「この人は何を直すべきなのか」を決めるために使っている診断フローです。

ドリルを渡す前に、まず何を見て、何を考えて、どう優先順位を決めているのか。

全部公開します。

一般的なスイング診断は、だいたいこんな感じです。

「スライスする理由、わかりました。ここ見てください。グリップが少しウィークですよね。あとダウンスイングでアウトサイドから入ってきています。本当はもっとインサイドから振りたいです。じゃあ一回構えてみましょう。グリップはここじゃなくて、もう少しこうです。はい。では、このドリルをやってみましょう。」

別に、これが間違っているわけではありません。

本当にグリップがウィークなのかもしれない。

本当にアウトサイドから入っているのかもしれない。

そのドリルで良くなる可能性もあります。

でも僕は、これを「診断が終わった状態」だとは考えません。

10万円を払ってもらうなら、僕の仕事は「変なところを見つけて、ドリルを1個渡すこと」ではありません。

僕がやるべきなのは、

  • その人が本当に解決したい問題は何なのか
  • インパクトゾーンでクラブがどう動いて、その問題を生んでいるのか
  • そのデリバリーパターンはどこから始まったのか
  • どれが原因で、どれが補正動作なのか
  • 本当に変える価値がある動きはどれなのか
  • その人が現実的にその動きを練習できるのか
  • 「良い状態」を何で判断するのか
  • 僕がいなくても本人が正しくチェックできるのか
  • 感覚が合わなかったとき、どう調整するのか
  • 何回の「正しくできた反復」が必要なのか
  • その動きが無意識レベルになったかどうか、どうテストするのか
  • そして最終的に、本当にゴルフが良くなったのか

ここまで設計することです。

なので、はい。

サムネイルに書いてあることは本当です。

僕が10万円の診断フローを全部無料で公開します。

僕が10万円のレッスンで使っている診断プロセスを、そのまま盗んでください。

ただし、1つだけ問題があります。

フローは盗めます。でも、その中に「何を入れるべきか」を判断するのが一番難しいです。

一般的な診断は「何が変か」を教える。良い診断は「何を変える価値があるか」を教える。

ここが一番大きな違いだと思います。

一般的なレッスンは、だいたいこうです。

悪いところを見つける → 何か1つ試してもらう

僕がやりたい診断は、もっとこうです。

悩みを理解する → デリバリーを理解する → 原因をさかのぼる → 介入するポイントを決める → フィードバックシステムを作る

特に最後が重要です。

レッスン中に最高のアドバイスをもらえたとしても、コーチが帰ったあと、どうしますか?

次の練習でミスショットが出た。

動きが悪かったのか?

感覚が弱すぎたのか?

そもそもコーチに言われた通りにできていたのか?

やりすぎたのか?

このまま続けるべきなのか?

何か変えるべきなのか?

別のドリルを試すべきなのか?

ほとんどのゴルファーは、わかりません。

そこでまたYouTubeを見ます。

別のことを試します。

2年前に別のコーチから言われたことを思い出します。

さらにスイング意識を1個足します。

気づけば、最初のレッスン内容は大量の「やることリスト」の中に埋もれていきます。

だから僕は、このルールをかなり大事にしています。

コーチがいなくなった瞬間に「今のは正解だったか」を判断できなくなるなら、その診断はまだ完成していません。

良い診断は、コーチへの依存を増やすものではありません。

減らすものです。

Step 1:まずは「結果の問題」を集める

スイングそのものを見る前に、まずその人が「自分の問題は何だと思っているのか」を聞きます。

僕はこれを、

結果の問題

と呼んでいます。

これは、ゴルファーのレベルによってかなり変わります。

ある人はコンタクトかもしれません。

  • ダフリ
  • トップ
  • シャンク
  • 打点が安定しない

別の人は球筋かもしれません。

  • スライス
  • フック
  • プッシュ
  • 引っかけ

また別の人は、スイング動画を見て気になっている動きかもしれません。

  • アーリーリリース
  • 伸び上がり
  • チキンウイング
  • 「右肘がこうなるのが嫌」
  • 「この膝の動きが嫌」

あるいは、もっと感覚に近い悩みのこともあります。

  • 「詰まる感じがする」
  • 「リリースできない」
  • 「後ろに倒れる感じがする」
  • 「アイアンを信用できない」

大事なのは、

結果の問題 = Root Flaw(ルートフラウ)

ではないということです。

ここで知りたいのは単純に、

この人は、自分が何に困っていると思っているのか?

それだけです。

ここから「その問題を説明できる原因」を探していきます。

Step 2:体を見る前に、まず「クラブがボールをどう通過しているか」を見る

ここで、多くの診断は細かいところに入りすぎると思っています。

いきなり、

  • 骨盤
  • 手首
  • 回旋
  • 側屈

を見る必要はありません。

まずもっと大きなものを見ます。

クラブはインパクトゾーンにどこから入り、どこへ抜けているのか?

この段階では、僕はクラブを見ています。

体ではありません。

DTLでは「どちら側から入って、どちら側へ抜けているか」を見る

DTLでは、

  • クラブがインパクトゾーンのどこから入ってくるか
  • どちら側から入ってくるか
  • そのズレがどれくらい大きいか
  • インパクト後にどこへ抜けていくか
  • どちら側へ抜けるか
  • そのズレがどれくらい大きいか

を見ます。

つまり、クラブのデリバリーを大きく横方向から捉えます。

かなり外側から入っているのか?

かなり内側から入っているのか?

比較的ニュートラルなのか?

インパクト後に強く左へ抜けているのか?

かなり外へ出続けているのか?

そして、その度合いはどれくらいなのか?

Face Onでは「どれくらい縦に入っているか、どれくらいシャローか」を見る

Face Onでは、別の軸を見ます。

  • クラブがインパクトゾーンへどう入るか
  • どれくらい縦に下りてくるか
  • どれくらいシャローに入るか
  • どこへ抜けるか
  • 入りと抜けが縦方向でどうつながっているか

かなりシンプルに言うと、

DTLでは「どちら側からクラブが入っているか」を見る。

Face Onでは「どれくらい縦か、どれくらいシャローか」を見る。

この2つがわかると、ようやくその人の結果の問題と、実際のクラブデリバリーを結びつけられます。

Step 3:デリバリーパターンと結果の問題をつなげる

ここで、一見バラバラに見えた問題が、1つの問題として見えてくることがあります。

たとえばゴルファーが、

  • ダフる
  • シャンクする
  • フックする

と言っていたとします。

最初は3つの別々の問題に見えます。

なので簡単に考えると、

  • ダフリ用のドリル
  • シャンク用のドリル
  • フック用のドリル

と、3つの課題を与えたくなります。

でも、もしこの3つが全部、同じクラブデリバリーから起きていたらどうでしょう?

たとえばインパクトゾーンへの入り方が、

  • 地面とのコンタクトを難しくし
  • 芯で打つことを難しくし
  • フェース管理も難しくしている

かもしれません。

そうなると、3つの別問題ではありません。

1つのデリバリーパターンが、複数の結果の問題を作っている

ということになります。

この方がずっと整理しやすい。

インパクトゾーンを見ることで、その人の悩みと実際のクラブデリバリーが本当に結びついているのかを確認できます。

Step 4:デリバリーパターンがわかったら、そこから逆算する

ここからスイングをさかのぼります。

すでに、

その人が何に困っているのか

と、

クラブがインパクトでどう動いているのか

はわかっています。

次の質問は、

なぜクラブは、その状態でボールに到達したのか?

です。

たとえば、クラブがかなりスティープに入っているとします。

なぜ?

トランジションでシャフトが立ちすぎたからかもしれない。

なぜ?

トップの位置が、その修正を必要とする状態だったのかもしれない。

なぜ?

もっと前のバックスイングで何かが起きていたのかもしれない。

ここで診断が、

悪いポジションの一覧

から、

因果関係のあるチェーン

に変わります。

たとえば、

P2でクラブヘッドが内側に入りすぎる

P4でクロスする

P5で補正動作としてスティープになる

インパクトゾーンへの入り方が悪くなる

こうなると、ストーリーができます。

これは、

P2悪い。P4悪い。P5悪い。

より、はるかに使えます。

Step 5:Root Flaw(ルートフラウ)、補正動作、プルーフポイントを分ける

ここは、この診断の中でもかなり重要です。

3つの場所が悪く見えたからといって、3つ全部を直す必要はありません。

僕は重要なチェックポイントを、大きく3つの役割に分けます。

Root Flaw(ルートフラウ)

後から起きる問題を最も説明できる、最初の「実際に変える価値がある動き」。

補正動作

それより前に起きた問題がある中で、スイングを成立させるために後から起きている動き。

プルーフポイント

Root Flaw(ルートフラウ)を変えた結果、デリバリーが本当に狙った方向へ変化しているか確認するための、後半のチェックポイント。

この区別が重要なのは、ゴルファーは「一番見た目が変なところ」を直したくなるからです。

でも、その変な動きが補正動作かもしれません。

そして、その補正動作があるからこそ、なんとかボールに当たっている可能性もあります。

たとえば、クラブがかなり深く入りすぎる人がいるとします。

そのあとトランジションで、クラブをかなり強くボール側へ戻している。

そのトランジションは見た目としてかなり悪いかもしれません。

でもそこで、

「その動きやめましょう」

と言ったらどうなるか?

クラブは深いまま残ります。

原因を残したまま、補正動作だけ消したことになります。

その結果、さらに悪くなることがあります。

だから、

Root Flaw(ルートフラウ)は「最初に見つけた変なポジション」ではありません。

その後のチェーンを最も説明できる、最初の実行できる動きです。

Step 6:技術的に正しいRoot Flaw(ルートフラウ)が、その人にとって一番良い課題とは限らない

ここは、人間のコーチングを完全に自動化するのが難しい部分です。

スイングのメカニクスを診断するだけでは足りません。

その人自身も診断する必要があります。

相手が悩みを説明しているとき、僕は同時に、

  • どういう考え方をする人か
  • どれくらい構造化された練習ができる人か
  • どれくらい練習しそうか
  • スイングを撮影するタイプか
  • 撮った動画をちゃんと見返すか
  • 感覚を調整できるか
  • 長期的な改善を求めているのか
  • それとも明日コースで使える何かが欲しいのか

も見ています。

これで、推薦するものが変わることがあります。

たとえば、本当のRoot Flaw(ルートフラウ)を直すには視覚フィードバックループをちゃんと回す必要があるとします。

つまり、

イメージを試す → 撮影 → 確認 → 調整 → 繰り返す

をやる必要がある。

この人なら絶対やるなと思えば、僕は本当のRoot Flaw(ルートフラウ)を渡せます。

でも、

「この人はたぶん絶対スイング撮らないな」

と思ったら?

技術的には最も正しい答えでも、ほぼ役に立たないかもしれません。

その場合、あえてもう少し後半の、コースでもコントロールしやすいチェックポイントを選ぶことがあります。

本当のRoot Flaw(ルートフラウ)を直すほど大きな長期効果は出ないかもしれません。

でも、本人が実際にやる可能性は高い。

実行されない完璧なアドバイスより、実行される少し浅いアドバイスの方が価値があることもあります。

良い診断とは、技術的に最も正しい診断だけではありません。

その人が実際に実行できる、最善の変化を選ぶことです。

Step 7:感覚を作る前に、まず「良い状態」を決める

ここで、僕のコーチングの中心にある考え方の1つが出てきます。

OKゾーンです。

感覚を渡す前に、まずこの質問に答えます。

動画で見たとき、何ができていれば「成功」と言えるのか?

そして、そのチェックポイントはシンプルである必要があります。

本人が、

  • スマホで撮れる
  • 見た目で比較的簡単に判断できる
  • または無料の分析アプリで簡単な線や角度を引けば測れる

くらいでないと、僕は基本的にメインのOKゾーンにはしたくありません。

なぜなら、

その人が僕なしでもこのプロセスを続けられないと意味がないからです。

良いOKゾーンは、

  • 見える
  • 測れる
  • 再現できる
  • 自分で確認しやすい
  • 良い・悪いが明確

である必要があります。

たとえばテークバック中の手元位置を見るとします。

OKゾーンを、

手元の中心が、つま先のラインから外側2〜3球分くらいの間に収まる

とします。

今は、手元がもっと内側に入り、かかと寄りに見える。

これならかなり明確です。

つまり、

今の位置

と、

目標範囲

がある。

感覚より先に、これが必要です。

「良い状態」が定義されていないのに、感覚を渡してはいけません。

Step 8:ここで1つの感覚を作る

ここも、ゴルフレッスンが曖昧になりやすいところです。

よく聞くのが、

「もっとつながって」

「もっと回って」

「頭を残して」

「手をここに」

みたいな言葉です。

コーチには意味があるかもしれません。

でも、ゴルファーは具体的に何をすればいいのでしょう?

良い感覚には、いくつかの変数が必要です。

1. 明確な部位

何を自分で動かすのか?

手元?

グリップエンド?

膝?

骨盤?

肩?

2. 明確な方向

どちらへ動かすのか?

外?

内?

上?

下?

左?

前?

3. 明確な量

どれくらい?

20°?

45°?

70%?

かなり大げさに?

4. 明確な開始位置

いつからその動きを始めるのか?

5. 目標の量に到達するタイミング

どの時点までに、その量まで動かすのか?

6. 持続

到達したあと、どこまでその動きを維持するのか?

そして、もう1つ重要です。

良い感覚は基本的に、

「ポジション」ではなく「ポジション間の動き」

を表した方がいい。

ゴルフスイングは動きだからです。

なので、

「P2で手をここにしてください」

より、

「アドレスから手元をこの角度で外へ動かし、ここまでその動きを続けて、そのあと内側へカーブさせる」

の方がずっと使えます。

「ここに来て」は、完全な感覚ではありません。

「この部位を、この方向へ、この量だけ動かし、ここから始めて、ここで到達する」が感覚です。

ここからは1つの例で最後まで進めます

テークバックで手元がかなり内側に入りすぎるゴルファーを想像してください。

OKゾーンは、

手元の中心が、つま先のラインから外側2〜3球分くらいの間に収まる

とします。

でも現在は、手元が後ろ足のかかと寄りまで内側に入っている。

そこで最初の感覚を作ります。

たとえば、

テークバックで手元を約45°外側へ動かし、胸の高さくらいまでは後ろへ入れない。

こんな感じです。

ここで大事なのは、

45°が正解なわけではありません。

胸の高さが絶対なわけでもありません。

感覚はゴールではありません。

感覚は実験です。

ゴールはOKゾーンです。

Step 9:イメージを試す → 撮影 → 確認

ほとんどのゴルファーは、ここで止まります。

やるのは、

イメージを試す

だけ。

スイングしてみる。

いつもと違う感じがする。

球もまあまあ飛んだ。

すると、

「お、たぶんできた」

となります。

でも、本当にできたかはわかりません。

本当の流れは、

イメージを試す

撮影

確認

です。

動画を見て確認するのは、

その感覚によって、本当にチェックポイントがOKゾーンへ移動したか?

これだけです。

変な感じがしたか?

ではありません。

良い球が出たか?

でもありません。

かなり大げさにやった感じがしたか?

でもありません。

実際のスイングでは何が起きたのか?

そこを見ます。

Step 10:動画を撮る人でも、ここで止まりやすい。「感覚を調整する」

たとえば最初の感覚が、

胸の高さまで45°外側

だったとします。

撮影します。

手元はかなり良くなった。

後ろ足のかかと寄りだったのが、足の母趾球あたりまで来た。

進歩です。

でも、まだOKゾーンには入っていない。

ではどうするか?

ここで多くのゴルファーは止まります。

だからこそ、感覚を明確に作っておく必要があります。

変数があるからです。

最初は、

45°外側

だった。

なら次は、

70°外側

を試してみる。

また撮る。

今度はOKゾーンに入った。

完璧です。

逆もあります。

45°でやったら、今度は外に行きすぎた。

なら、

20°外側

にしてみる。

また、

イメージを試す → 撮影 → 確認

です。

曖昧な感覚が嫌なのは、この調整ができないからです。

感覚に、

  • 部位
  • 方向
  • タイミング
  • 開始位置
  • 終了位置
  • 持続

が入っていれば、何を変えればいいかがわかります。

OKゾーンがターゲットです。

感覚は、そこに入るための調整可能なツールでしかありません。

最初に作った感覚に愛着を持つ必要はありません。

45°で入らないなら、変えればいい。

Step 11:視覚フィードバックループを繰り返す

ここからが本当の学習です。

イメージを試す

撮影

確認

調整

繰り返す

これが視覚フィードバックループです。

ずっと比較しているのは、

感覚 vs 実際のスイング

です。

最終的に、

この感覚を使えば、この実際のスイングの動きが出る

という組み合わせを見つけます。

そこまで来たら、やっと反復を積み始めます。

Step 12:打った球数ではなく「確認済みOKゾーン反復」を数える

ここはかなり重要です。

ゴルファーが、

「これ500球練習しました」

と言ったとします。

OK。

その500球のうち、何球が本当に正しかったですか?

450球?

素晴らしい。

75球?

全然違います。

0球?

それなら500球ずっと間違った動きを練習しただけです。

だから僕が重視するのは、

確認済みOKゾーン反復

です。

確認して、

その動きがOKゾーンに入っていた。

だから1反復として数える。

ただ球を打っているわけではありません。

新しい動きが少しずつ安定していることを、証拠付きで積み上げています。

ざっくり言えば、

最初の100 確認済み反復

新しい動きを覚えている段階。

300 確認済み反復前後

かなり安定し始めている段階。

300〜600 確認済み反復前後

ここまで来ると、意識的に操作しなくても動きが出るかを本格的に見たくなります。

この数字自体が魔法なわけではありません。

大事なのは、

確認済み

であることです。

Step 13:この練習を始める前に、まずディスパージョンの基準値を取る

動きを変えること自体がゴールではありません。

ゴルフが良くなることがゴールです。

なので、変更を始める前にパフォーマンスデータを取ります。

最低でも、

  • ウェッジ
  • 7番アイアン
  • ドライバー

この3つ。

そしてディスパージョンテストをします。

スイングスコアの中でもできます。

本当に、本当に最低限なら、

1クラブ10球。

ただし、ちゃんとしたデータとして見たいなら、僕はもっと、

1クラブ50〜100球

くらい欲しいです。

これで基準値ができます。

今のウェッジのディスパージョンはどうか?

7番アイアンは?

ドライバーは?

まず保存しておく。

それから動きを変えます。

Step 14:新しい動きを3球ミスしただけで「合ってない」と判断しない

これは、良いスイング変更を潰す一番簡単な方法の1つです。

新しい動きを試す。

5球打つ。

2球ミスする。

すぐに、

「前の方が良かった」

となる。

そうかもしれません。

でも5球ではほとんど何もわかりません。

僕はフィードバックを2つに分けます。

動きのフィードバック

チェックポイント自体は良くなっているか?

  • OKゾーンに入っているか
  • 何%入っているか
  • エラー量は小さくなっているか
  • 成功率は上がっているか

パフォーマンスのフィードバック

実際にゴルフは良くなっているか?

  • ウェッジのディスパージョンは良くなったか
  • 7番アイアンは良くなったか
  • ドライバーは良くなったか

動きのフィードバックは常に確認します。

パフォーマンスのフィードバックは、意味のあるタイミングで再テストします。

これは別物です。

Step 15:100〜300 確認済みOKゾーン反復あたりでディスパージョンを再テストする

OKゾーン内の確認済み反復が100〜300くらい積めたら、もう一度ディスパージョンテストをします。

最初の基準値と比較します。

まだ完全に無意識ではないかもしれません。

それで大丈夫です。

ここで見たいのは、

  • パターンは狭くなっているか
  • 大きなミスは減っているか
  • コンタクトは予測しやすくなっているか
  • 平均的なミスは良い方向へ動いているか

ということです。

ここで、技術的な動きの変化がゴルフのパフォーマンスに反映され始めているかを確認します。

Step 16:最終的には「考えなくてもできる」ことを証明する必要がある

ここで僕が使うのが、

公式10球無意識テスト

です。

目的はかなりシンプルです。

新しく作った動きを、

その感覚を意識的に使わなくても再現できるか?

を見るテストです。

毎回コースで、

「45°外へ、胸の高さまで、そこから内側へ……」

と考えないとできないなら、まだ終わっていません。

テストでは10球打ちます。

ただし、練習してきた感覚は考えません。

代わりに、まったく別のことを使います。

たとえば、

1・2・3

とテンポを数える。

あるいは、

フィニッシュを3秒キープする。

ほかの外的なきっかけでも構いません。

重要なのは、

練習してきた動きを意識的に操作しないこと。

10球すべて撮影します。

途中では確認しません。

10球終わってから、チェックポイントを測ります。

合格ラインは、

10球中8球がOKゾーン。

感覚を意識せずに8/10入っていたら、その動きはかなり無意識に近いレベルで出始めていると判断できます。

そしてこれは、コースでかなり大きいです。

ボールの前で、

「今ちゃんとできてる?できてる?できてる?」

と考える代わりに、

「前回、何も考えずにテストしたら10球中8球できていた」

と言える。

だったら、かなり高い確率で今もできています。

あとはゴルフをしてください。

Step 17:最後にもう一度ディスパージョンテストをする

ゴルファーが、

  • 300〜600くらいの確認済みOKゾーン反復を積んだ
  • 10球無意識テストに合格した

ここまで来たら、最後にもう一度ディスパージョンテストをします。

また、

  • ウェッジ
  • 7番アイアン
  • ドライバー

です。

そして比較します。

基準値

vs.

練習の途中

vs.

無意識 / 習得段階

ここまで来ると、かなりわかりやすいです。

僕自身のコーチングでは、

300〜600の確認済みOKゾーン反復を積み、無意識テストにも合格して、それでもディスパージョンが良くならなかった人を、今のところ僕は見たことがありません。

もう一度言います。

重要なのは、

600

ではありません。

確認済み

です。

ランダムに600球打ったのではありません。

本当に作りたい動きを、確認しながら繰り返した600反復です。

じゃあ、なぜ10万円の診断フローを全部無料で公開するのか?

理由は簡単です。

これを全部読んでも、ほとんどのアマチュアは完全には再現できないと思うからです。

難しいのは、フローそのものではありません。

本当に難しいコーチング側の部分は、

  • どの部位が狙っている変化と直接相関しているのか
  • その変化を作るために、どの反対方向の動きを使うべきか
  • その問題がどの動きのファミリーに属するのか
  • シャフトと手元なら、どちらを優先するべきか
  • 膝や肘がRoot Flaw(ルートフラウ)なのか、それとも何かへの反応なのか
  • 手首を変える必要があるのか
  • どのチェックポイントを本当の課題にするべきか
  • もっと早い段階の問題を、あえて無視するべきタイミングはいつか
  • 最初の感覚をどれくらい大げさにするべきか
  • そのゴルファーが本当にこのプロセスを実行する人なのか

こういう判断です。

ここがコーチングです。

だから、

フローは全部盗んでください。

でも、

本当に難しいのは、そのフローの中に何を入れるかです。

過去に「人から学んで上達した経験」がある人には、このシステムはかなり向いています

この診断と相性が良い人を、かなりシンプルに表現できます。

今まで何かを誰かから学んで、その人のやり方をちゃんと実行して、実際に上達した経験がありますか?

もしYESなら、この診断システムはかなり相性が良いと思います。

なぜなら、正しい計画さえできれば、やることがかなり白黒になります。

  • 何を練習するか
  • なぜそれを練習するのか
  • 良い状態は何か
  • 悪い状態は何か
  • 最初にどの感覚を使うか
  • 感覚をどう調整するか
  • 進歩をどう測るか
  • 正しい反復を何回積んだか
  • いつ無意識テストをするか
  • ディスパージョンが本当に良くなったか

ここまで見えるので、曖昧さがかなり減ります。

アイデアを次々変えるのが好きな人には、たぶん向いていません

もちろん、それでも大丈夫です。

自己発見が好きなゴルファーもいます。

  • 今日はこれを試す
  • 明日は別のものを試す
  • 動画を5本見る
  • 2つのドリルを混ぜる
  • 感覚だけで球を打つ
  • 撮影はしない
  • 測定もしない
  • 何かハマるまで探す

もしあなたがこのタイプなら、このプロセスの半分くらいはたぶん無視します。

なので、このシステムはあまり機能しないと思います。

少なくとも、自分で似たようなプロセスにたどり着くまでは。

なぜなら、自己発見も最終的には、

何か試す

何が起きたか見る

調整する

また試す

になります。

結局、同じフィードバックループを自分で作っているだけです。

これが、10万円の診断フローの全体像です

盗みたい人は、そのままどうぞ。

1. 結果の問題を集める

2. インパクトゾーンでクラブの入り / 抜けを見る

3. デリバリーパターンと結果の問題をつなげる

4. そこからスイングを逆算する

5. Root Flaw(ルートフラウ) / 補正動作 / プルーフポイントを分ける

6. そのゴルファーにとって最も実行できる介入ポイントを選ぶ

7. 測定できるOKゾーンを作る

8. 1つの感覚を作る

9. イメージを試す

10. 撮影

11. 確認

12. 調整

13. 視覚フィードバックループを繰り返す

14. 確認済みOKゾーン反復を積む

15. 100〜300反復前後でディスパージョンを再テスト

16. 10球無意識テストに合格

17. 最終ディスパージョンテスト

これが全体です。

自分でやりたい人は、スイングスコアを使ってください

自分でこのプロセスを回したいなら、スイングスコアはまさにそのために作っています。

自分のスイングを見て、適当に「これを直そう」と決める代わりに、スイングスコアでは、

  • スイングを測定可能なチェックポイントで評価する
  • どこがOKゾーン外なのかを見る
  • Root Flaw(ルートフラウ)と、その後の補正動作を理解する
  • 優先する動きを決める
  • 練習モードで確認済みOKゾーン反復を積む
  • エラー量が減っているかを見る
  • 無意識テストまで進める
  • ディスパージョンを時間軸で比較する

という流れを作れます。

大事なのは、スイングスコアがただ、

「ここが悪いです」

と言うためのものではないことです。

本当に動きが変わっているかを、自分で確認できるシステムです。

スイングを学ぶのが好きで、動画も撮れて、感覚を試して、自分で調整していきたい人なら、

スイングスコアは、このシステムを自分で回すための方法です。

診断そのものを僕にやってほしい人は、1つの感覚を使ってください

一方で、

  • どのデリバリーパターンを見るべきか
  • チェーンがどこから始まっているのか
  • 何が補正動作なのか
  • どのRoot Flaw(ルートフラウ)を優先するべきか
  • どの部位を使うべきか
  • どちらの方向に動かすべきか
  • 最初の感覚をどれくらい大げさにするべきか

こういうことを自分で考えたくない人もいます。

「そこは全部やってほしい」

という人です。

そのためにあるのが1つの感覚です。

あなたのスイングと結果の問題を送ってもらいます。

僕が診断します。

そして、

  • 因果関係の説明
  • 取り組んでほしいRoot Flaw(ルートフラウ)
  • 逆に追いかけてほしくない補正動作
  • 変化を確認するプルーフポイント
  • あなたのOKゾーン
  • あなた専用の1つの感覚イメージ
  • 最初に試してほしい量とタイミング
  • その感覚をどう調整しながら練習するか

まで作ります。

なので、かなりシンプルです。

スイングスコア = 診断とフィードバックのプロセスを自分で回す。

1つの感覚 = 診断と感覚設計をキウイコーチに任せる。

考え方は、どちらも同じです。

良いコーチングは「考えることを増やす」ためのものではありません

ゴルファーが僕のところに来たとき、

  • 悩みが5個
  • 変に見える場所が6個
  • 補正動作が3個
  • できそうなドリルが10個

あるかもしれません。

僕の仕事は、10個の修正点を渡すことではありません。

全部の複雑さを、

1つの課題

に減らすことです。

1つの測定できるチェックポイント。

1つの調整可能な感覚。

1つのフィードバックループ。

そして最終的には、僕が隣に立って毎回、

「今のは良かった」

「今のはダメ」

と言わなくても、自分で判断できる状態を作る。

良い診断は、

「これやってみて」

で終わるものではありません。

最後は、

「何を変えるのか。なぜ変えるのか。良い状態は何か。どう測るのか。感覚をどう調整するのか。そして、もう意識しなくてもできるようになったことをどう証明するのか。」

ここまで渡して、初めて完成です。

それが違いです。