ゴルフスイングが安定しない…
From LifeTime Golf (Powered By Kiwi Golf Japan)
ボールを上手く打てず、シャンク・トップ・先っぽなど…
ミスショットの原因は何?どうやって直せばいい?助けてください!
まるで自分のことのようですか?
今回はコンタクトに関わるミスショットについて解説します!
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記事の概要や、気になる部分をチェック!
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始める前に、これを理解してください...
前回のブログ同様に、私たちは「あなた自身で学ぶこと」を促すアプローチを取ります。多くのインストラクターが話すような「すぐ直る応急処置のようなヒント」に頼らず、あなたが本当に必要とする「基本的なスキル」を身につけることに重点を置いています。
コンタクト、カーブ、距離の向上に関する一般的な質問への回答はあまり取り上げませんが、これらを改善するために必要な基本的なスキルセットを身につけていただくことを目指しています。
ここで、簡単に復習しましょう。
1. 「ショットの精度を記録する」
ショットの記録方法を学びましょう。
スイングフォーム改善の目的は、ターゲットのより近くへボールを運べるようになるためです
つまり、成果を確認するためにはショットの精度・分散度を計測する必要があります。
また、新しいスイングが機能しているのか判断することにも役立ちます。
2. 「何を改善すべきで、何を改善しなくていいのか」
取り組みの目標を設定する方法
課題の優先度の決め方
課題への取り組み方
感覚 vs 現実などなど…
それでは、何が言いたいのでしょうか?
私たちが手っ取り早く「よくあるミス」を解決する方法を紹介しない理由は、上記に挙げた1と2のスキルセットを持ち合わせているゴルファーがほとんどいないためです。
問題を改善できるドリルや感覚を教えたところで、それを実現できる基本的な「問題に取り組む力」がない場合、成功する可能性が低いことを意味します。
すると、少し取り組み成果が出ないと感じては、次から次へと新しいドリルや感覚を探して試すことになるでしょう。改善できないばかりか、常に違うことへ取り組み目標を見失う悪循環に陥りかねません。このような状況を回避し、ゴルファーが効果的に改善できるよう、私たちはこのようなブログの執筆に時間とエネルギーを費やしています。
今あなたには何が求められているでしょうか?
私からレッスンを直接受けている人はこの投稿で紹介されていることに取り組まないでくださいね。すでに問題解決へ向け取り組んでいるので、課題以外に気をとらわれないでください。
レッスンの利点は、それぞれのゴルフスイングのためのパーソナライズされた改善方法を提案してもらえることにあります。このブログで紹介する方法はごく一般的なものなので、レッスンでの頑張りを無駄にしないでくださいね。
だから、このブログを読むべき理由は何なのでしょうか?
このブログを読むべき理由は、特定のゴルフの問題がなぜ起こるのかを教えてくれるからです。問題の「根本的な繋がり」が理解でき、全体像を掴むことができれば、独学派のゴルファーも自分で改善すべきポジションや動きが見つかるかもしれません。
ダフショット
池越えのパー3で、左にバンカー、右にOBがあります。あなたは今までで一番手応えのある素振りをしたばかりですが、実は少し不安に感じています。「スムーズにリズム良く振れさえすれば、まあまあの球が打てるはずだ」
そして次の瞬間…
あなたは見たこともないくらいボールの手前を打ってしまい、ボールは無惨にも目の前の池に沈んでいきました。
「…なんでこうなるんだ?なにが悪いんだ?」
このお話しに心当たりがありますか?それでは、なぜこのショットが起こるのか?根本的な理由と、おそらく行っているであろう動作を解説していきます。
- なぜ?:
単純に、クラブヘッドのスイングアークの最下点がボールの後ろに位置している。
- 修正するには?:
スイングアークの最下点を「ボールの前」または「ボールの真下」に動かす必要がある。すると、ダフは魔法のように跡形もなく消えてしまいます。
- どの体の部位・動きが影響を与えるのか:
主な原因は上半身と下半身。上半身と下半身がボールから遠ざかるように「右」へ動くほど、スイングアークの最下点もボールの右(後ろ)に動く可能性が高くなるからです。
- また、上半身と下半身があまりにもボールの「左(ターゲットの方)」に動くとトップする可能性が高くなります。クラブヘッドを急角度でボールに向けて落とさない限りトップを避けることはできません。そうすると…分かりますね。インパクト手前の最後の最後でスイングアークの最下点がボールの後ろになる可能性があります。これを「駆け込みダフ」とでも呼びましょうか。
以上のことから、まずはスイング全体における動作の「許容ゾーン」を理解する必要があります。
そして、悩みの動作に対する「反対の動作」をぶつけることで、あなたの悩みを相殺します。このケースのようにスイング中に体が右に動いているなら、体が左に動くような感覚でスイングする必要があります。もしあなたが左に突っ込むタイプの駆け込みダファーであるなら、右に動くような感覚でスイングする必要があるかもしれません。
自分のスイングをチェックして、まずはどのタイプなのか現状を把握しましょう。そこから必要に応じて調整していきます。
許容ゾーン内の動作ができるようになったら、反復してより強い筋記憶を構築し続けましょう。以前このプロセスについて詳しく取り上げているので忘れてしまった人は読み返してくださいね。
そして、このブログ後半に「許容ゾーン」について解説しているウェビナーのリンクを貼りました。ぜひご覧になって、自分がどのような動きを目指せばいいのか見つけてください!
トップショット
多くのゴルファーを見て感じたことは、ダフりに悩む人は同様にトップにも苦しみがちということです。つまり、先ほどと同様の動きが原因である可能性が高いんです。
例えば、スイングでボールから遠ざかるように右へ体が動いた場合、ゴルファーなら「ダフりそうだ」と分かります。そこで、手元を浮かすことでなんとかダフりを回避しようとした結果……そのままトップしてしまったり。
他のケースだと、体がボールの左へ大きく移動してしまうスイングなのに、クラブヘッドを落とすタイミングが間に合わないケース。この場合、スイングアークの最下点は単純にボールよりも左になります。これはダフりが頻発した直後によく見られることがあります。
では、トップを修正するにはどうすればよいのでしょうか?
ダフりの改善と同じように、以下のことを試してみましょう。
- 「許容ゾーン」を明確にし、現在のスイングと比較する。
- 逆の動きをぶつけることで問題の動作を相殺し、スイングを許容ゾーンへ近づけていきます。
- 実際の動作が許容ゾーンにヘイルまで繰り返し続けます
- 適切な動作感覚を見つけたら、反復練習で筋記憶を強化します。
シャンクショット
ダフり・トップ以上に恐れられているのがシャンクです。どこからか突然現れて、ゴルファーの自信を完全に打ち砕いてしまうショットです。
いったい、なぜシャンクが起こるのでしょう?
- なぜ?:
単純にクラブのホーゼルでボールを打っているからです。インパクトへ向けクラブフェイスの中心がボールの右から近づくと、インパクトでクラブフェイスを自分の方へ大きく引き寄せない限りシャンクしてしまいます(例オーバーザトップなど)。または、逆にヘッドの先っぽでボールを打っているからです。つまり、過剰なインサイドアウトでもシャンクは起こるのです
- 修正するには?:
インパクトの前、クラブフェースの中心をボールの真後ろに運ぶ必要があります。また、フォロースルーでも、「自然な弧」を描くようにクラブヘッドを運ぶ必要があります。
- どの体の部位・動きが影響を与えるのか:
一般的には、腕・手・手首がシャンクの主な原因です。ダウンスイングでこの3つを体の近くにおろして過ぎても、遠くにおろし過ぎても、ホーゼルはボールの後ろにはきません。
ではどう修正できるのでしょうか?
手順はダフショットの場合と同じです。
- 「許容ゾーン」を明確にし、現在のスイングと比較する。
- 逆の動きをぶつけることで問題の動作を相殺し、スイングを許容ゾーンへ近づけていきます。
- 実際の動作が許容ゾーンにヘイルまで繰り返し続けます。
- 適切な動作感覚を見つけたら、反復練習で筋記憶を強化します。
それでも修正に自信が持てない場合は?
自己修正に自信がなくても心配いりません。問題を解決してこそゴルフインストラクターが真価を発揮できるんですから!このブログの目的は「自分で修正できるスキルセットを構築すること」でしたが、それでもインストラクターの助けが必要なときはあります。
そして、これまでのブログと同じように、問題解決のために私のサポートが必要な人にはレッスンパッケージを10%OFFで提供いたします。認定インストラクターがこのブログで解説したような問題をすぐに解決いたします。
とは言え、独学で問題解決したい人もいることでしょう。そんな人には以下のウェビナーとPDF教材が役立つかもしれません。
- P5〜P10アイアンチェックポイント(ウェビナー)
- モーターラーニング(PDF)
- 感覚 vs 現実(PDF)
- キウイコーチが練習方法を紹介する動画
自己修正に必要なすべての情報がここにあります。しっかり目を通して自分に必要な情報を見つけてくださいね!
さきほどのレッスンパッケージの10%割引を利用してレッスンを受講すると、簡単に自分に必要な知識・アドバイスを得ることができるので、あなたの大切な時間を有効に使えるかもしれません!ぜひご検討ください!
まとめ
このブログ記事をあなたのショット改善に役立てていただければ嬉しいです。
動作の修正は決して簡単ではありませんが、どうかこのチャレンジを楽しんでみてください。
もしゴルフが簡単なスポーツだったら、私たちはここまでゴルフに魅了されたでしょうか?
ゴルフを通して、学びと成長の過程を楽しみながら挑戦的な課題に取り組んでみましょう!あなたは常に進化し続けることができるんです。
あなたの成長を全力で応援しています。
LifeTime Golf
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